IT全盛の今でも、金融は就職先、転職先として「お買い得」です。
引き続き金融は人気ではありますが、足元ではITや商社の人気が高まっているので、以前よりは大分入りやすくなっています。
金融業を就職先、転職先として勧める最大の理由は、年収の高さです。
業界別の平均年収
マイナビ、Doda、CLABEL調べによる、2020年度の業界別の平均年収は以下の通りです。
年齢や区分が異なりますので、平均年収の金額は、3社ばらばらではありますが、マイナビでは年収上位10業種のうち5業種が金融系です。Doda、CLABELではどちらも、金融が年収2位となっています。

出所:マイナビ、Doda、CLABEL
働き方改革以降、金融は一段とホワイト企業に
安部内閣は残業のやりすぎ等を規制する「働き方改革」を推進し、その中で金融業は大改革を迫られました。
内閣としては、より多くの労働者の残業時間を削減したかったわけですが、中小企業を1社1社、指導して回ったのではいくら役人がいても足りません。
金融は他業種と比べて、以下のような特徴があり、政府としては監視(働き方改革を強制)しやすかった訳です。
・1社あたりの社員が多い
・建設業などと異なり、内勤の比率が多い
・工場もないので、オフィスは都心、ないし、地方都市の中心部に集中している
その結果、金融業は今まで以上にホワイト企業化しました。
ホワイト化したのは銀行だけでなく、ブラックなイメージを持たれがちな証券会社も同様です。
特に非管理職(若手)の残業は厳しく制限されていますし、管理職においても、残業しすぎると、評定でマイナスが付きます(上司の評定にもマイナスが付きます)
残業が減ると、年収も減りそうなものですが、管理職であれば、そもそも残業代が付かないので年収は減りません。
非管理職(若手)の年収は多少減るでしょうが、それでも平均年収は他業種を大きく上回っています。残業が減った分、趣味を楽しんだり、英語学習などのスキルアップに充てたり、(社内ルールに抵触しない範囲で)副業に励んだりすることが出来ます。
年収が少ないと、残業代が減ることは死活問題ですが、ベースの給料が高いので、そういった心配は不要かと思います。
年収上位の金融以外の業種は?
年収上位で金融以外の業種を見てみましょう。
専門コンサルタントは、年収は高いものの激務です。マッキンゼーの友人は、新人の時から朝3時までの労働はざらでした。今では大分マシになっているかとは思いますが、金融からボストン・コンサルティングに転職した友人は、労働時間が大幅に増加していました。
不動産は歩合の比率が高いです。三井不動産販売など、超大手は歩合をやめて固定給にするところもありますが、住友不動産販売は引き続き歩合制です。
歩合制ですと収入が不安定になりますし、お客様の意向に合わない取引を勧める必要があるので、精神衛生上もよくないです。
まとめ
金融は業種別の年収がトップクラスであるにも関わらず、働き方改革のおかげでホワイト化が進み、非常にコスパが良い業種となっています。
金融は仕事自体、非常にやりがいがある、大事な仕事だと思いますが、仕事だけが人生ではありません。時間、お金があれば、仕事以外の人生も楽しむことが出来ます。
年収が低い、あるいは、激務の業種を選んでしまうと、仕事以外の人生を頼むことも出来ません。
金融でキャリアアップして、年収で更に上を目指すもよし、ワークライフ・バランスを重視し、時間、金銭ともにゆとりある暮らしを送るもよし。
金融を、就職、転職の候補に入れてみてはいかがでしょう。
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